東京体育館に卒園児と一緒に、緊急物資を届けました

そして日常保育にも様々な影響が…

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 3月11日の大震災は、原発事故と相まって、未曾有の被害をもたらしています。亡くなられた方や避難生活を送られている方、そして行方不明の方がまだ7000人以上いるということも胸がしめつけられる思いです。自分たちにできる事はないか?保護者の意見で、綾瀬にある東京体育館に避難していた方たちに必要なものは何か、問い合わせをし、家から持ち寄って、子どもと一緒に届けました。 そして私たちの保育園の子どもたちの日常生活にも影響をもたらしています。
 大震災直後は、計画停電を経験しました。まだまだ寒さが厳しい時、いつもは早番の子どもたちが来るころには、なんとか床暖も暖かくなり、はだしになって遊び始める子どもたちも、あまりの寒さにコートを着て靴下をはいたまま、電気がつくまでじっとがまん。遅番の時には、子どもが帰るまではついていて!という思いもむなしく、突然停電。懐中電灯等を前もって準備していましたが、意外と非常灯が明るく、なんとか子どもが帰るまで、薄明かりの中で過ごしたことも。
 そして計画停電対策に緊張状態が続いていたころ、突如金町浄水場での放射能汚染報道。子どもたちの食事は、飲み水はどうしよう!報道があってすぐに水を買い出しに行きましたが、すでに売り切れ!でも何とか「これ使ってください。」といってペットボトルを持ってきてくれる保護者の方々の協力もあったり、「水買えたけど、なかまはいる?」と元卒園生から問い合わせがあり、「二本しか買えなかったけど。」と水を運んできてくれたり、緊急避難をしていた故郷から水を宅配便で送ってくれた元職員がいたり、そして今いる職員たちも水の確保に駆けずり回りました。
 足立区からも乳児の人数によって、四月だけ水が配給されましたが、水道水で大丈夫ということになってから、水の配給はなくなりました。でもなかま保育園では、今も食事や麦茶やミルク用の水は水道水を使っていません。しばらく水を買いに走る日が続きます。
 また外遊びは、子どもの生きる力をつける基礎を学ぶ大切なものなので、なかま保育園では雨でない限り毎日、周辺の公園に出かけていました。しかし原発事故による放射能汚染の危険性から、外遊びの時間の短縮や出かける日数の制限、砂遊びを控える等、本来したくない制限を行なわざるを得ない状況が続いています。
 そのような中、なんとか小遠足を実施しました。ただし、これまで外で食べていたおにぎり弁当をなかま保育園に帰ってから食べる事にしたり、外にいる時間をできるだけ短縮しつつ、それでも思いっきり遊ぶことにしました。

なかま保育園の新年度が始まりました!


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 昨年度在籍した子どもたち20人のうち17人がこの三月いっぱいで、なかま保育園を退園し、認可保育園に転園していきました。みんな泣いてないかな?お友だちと遊べてるかな?まだまだ一人一人の顔が浮かび続けています。 その一方で、四月から新しい子どもたちを十四人迎えて、十七人で新年度を出発しました。五月は、転居や転園で十六人、そして六月から定員いっぱいの十九人になりました。
 四月当初は、家族から離れての生活で不安いっぱいの子どもたちの泣き声が響いていました。全く動じず、ずーっと前から通っているように、すんなり遊びに入ってくれ、なかま保育園にとけこんでくれる子どもたちもいました。今では泣いていた子どもたちもなかまの生活に少しずつ慣れてきて、朝送ってきた保護者の方たちに、泣かずにバイバイできるようになってきました。はじめはきっと保護者の方たちも子ども土地の様子に、不安で毎日つらい思いをしたと思いますが、笑顔でバイバイする子どもたちに、「それはそれでさみしいな!」とにっこり笑って仕事に出て行かれます。
 子どもたちの笑顔が私たち職員の活力になっています。子ども一人一人、みんな違ってとても楽しく毎日を過ごしています。
 近くにお越しの際は、ぜひ子どもたちの可愛い笑顔を見に来てください。とりこになってしまいますよ!

 

秋まつりにOBのお店を出そう!

 

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 なかま保育園を卒園した子どものお母さんたちが時々飲み会をやっています。その飲み会に保育者の有志も参加させてもらいました。
 なかま保育園での生活、新しい園での生活、家庭の中の事、いろんな話が飛び出しました。その中で、秋まつりの話になり、誰からともなく、OBのお店を出そうよという話が出てきました。  「じゃあ、幹事、誰やる?」
 「やるやる!」
 ゆうじんくんのかあちゃんときいすくんのママが手を挙げてくれました。ついでにOB会を作ろうよという話も…。
 酒の席とはいえ、とっても嬉しかったです。具体的な事はまだ何も決まっていないけど、子どもたちの保護者とこれからもつながれたらいいなあと思っています。


特定非営利活動法人なかまの第五回定期総会を開催しました!


 去る六月四日、なかまのいえにおいて、特定非営利活動法人なかま第五回定期総会を開催しました。正会員六七名のうち、出席者一〇名、委任状四二名、合計五二名で、総会成立要件である正会員総数の二分の一以上で、総会自体は成立していますが、本人出席が少なく残念でした。
 総会は、まず2010年度事業報告、収支決算報告、会計監査報告、2011年度事業計画、予算案が提案可決されました。また今総会は役員改選の総会であり、現理事全員が留任を承認し、新理事長に関忠男さんが選任されました。
 さらに監事からは、現在1名であるが、2名にすることを要望され、佐藤栄子さんが選任されました。役員については次の通りです。
理事長  関 忠男
副理事長 長谷川三郎
理 事 斉京 昭・藤沢汎子・後藤めぐみ・浦本誉至史
監 事 伊藤英一・佐藤栄子